"Diary" インターネットさんへの恩返し

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「社会の役に立つ仕事を創る」を見て



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テレビ東京の「社会の役に立つ仕事を創る」を見ました。


社会起業家をテーマとした特集番組。フローレンスの駒崎氏や社会学者の古市氏が出てて,嫁からも見れないから見といて!と言われたので視聴した。


社会起業家」って結構,市民権得た”ことば”になった感じがしますねぇ。社会問題をビジネスの循環を通して解決する起業家のことですが,彼らの苦労や,やりがいに的を絞って討論が行われてました。


キャストに東洋大学のミスコンの女の子が出てましたが,社会起業を良くしらない人を象徴する役回りのよう。ターゲットとしてそのような人を想定しているんでしょう。いい構図だ。美人だし。


それはおいておいて,やっぱり彼らのやっていることは時代を象徴していて非常におもしろいです。


「それビジネスにならないでしょ(採算とれないでしょ)!」とか,「それ,僕ら税金払ってんだから行政の仕事でしょ!」って,普通の人なら言ってしまいそうなことをテーマで事業化している。


僕の視点から見ても,公務員が行き届いた公共サービスを提供するのは限界,またはスピードが凄く遅くなって仕方ないと思う。


彼らは,頭がよくて,公共心があってよりよい公的サービスをしたいと思っている人から,経済的な安定を得たいという人までいろんな人がいる。そんな中前者の人達が前にでていろいろアクションを起こそうとしても,既存の枠組みや,税収減でアクションできないひともたくさんいる。


そういった内部的な事情もあるだろうし,外部要因として生活保護,母子家庭,国際結婚,晩婚化,高齢化,年金問題って国民のニーズが多様化しててそれぞれに手の届いたサービスをするのも難しい。


そこを民間レベルでスピード感を持って,公共サービスを代行するのはいい構図だと思う。


トヨタだって,スーパーマーケットだって営利企業だけど,やってることって公共性高いですよね。結局,営利目的だとしても,結果,社会貢献ができてれば社会起業家とも呼べる。


そもそも行政のサービスレベルの問題じゃなく,社会貢献が動機じゃない企業が多すぎるのが今の社会の問題なのかも。そんな背景だからこそ,公共性を主張しつつビジネスの機能も持つとう切り口,時代潮流という感じがしますね。


彼らのような人達がどんどん増えることを期待します。


蛇足だけど,TV放送前に駒崎氏のブログを見ていたせいか,,,なんか番組の作りとしては満足度はかなり低いですがね。。。