【初心者向け】VRと歴史観光の事例や開発で気をつけること - まとめ
VRの案件で過去の〇〇な場所を再現するという、プロジェクトをしていましてある程度できあがったので、ここまで調べた調査結果や、開発において気をつけることなど記録します。色々初めてだったので、困ることも多く、備忘を兼ね、誰かのお役に立てばと。
まずは、ワクワクする事例から。
事例
仙台市|藩政時代の歴史的風景を再現
https://www.city.sendai.jp/shiminkoho/shise/koho/koho/shisedayori/2019-05/documents/P06-07.pdf
名古屋市|AR・VRで1300年前の風景を楽しめる!古墳を巡りながらロールプレイングゲームで歴史を勉強しよう
東京(江戸)|江戸の町VR化プロジェクト
VR開発のいろは
VR開発のガイドライン|文化財の観光活用に向けたVR等の制作・運用ガイドライン(平成29年度版)|文化庁文化財部伝統文化課
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/vr_kankokatsuyo/pdf/r1402740_01.pdf
開発にあたってよく考えないといけないこと
実際に開発してみてわかったことでいかが特に開発において、予算や難易度も含め検討が必要。
デバイス
VRデバイス、タブレット、スマートフォン、ブラウザなどどのような出力を前提にするかで開発方法や配置するモデルの数や、アニメーションの複雑さなど変わってくる。実際、もりもりの、モデル数などでやってみたところOculasでは起動せず、数を減らすなどしてやっとこさ起動した。
どのような複雑さの場合どのようなデバイスで耐えうるか事前にテストしたほうがよい。
モデリング
UnityやUnrealEngineまたは、3Dのマーケットプレイスで調達できれば非常に安く仕上がりますが、ない場合はモデルの作成が必要になります。Blenderを勉強してやってみるのもいいのですが、学習コストが大きいので外注したほうが手っ取り早いです。ただ、光や色のテイストの調整などモデラーによってど上手い下手があるようなので、モデリングをしてくれるパートナー選びは大事です。
アニメーション
アニメーションがないと、利用者にサプライズを提供できない感覚がありました。ただアニメーションを入れるとなると時間もかなり掛かるので、非常にプロジェクトとしての採用についてアニメーションを考えるのは難易度が高いと感じました。