"Diary" インターネットさんへの恩返し

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【初心者向け】VRと歴史観光の事例や開発で気をつけること - まとめ

VRの案件で過去の〇〇な場所を再現するという、プロジェクトをしていましてある程度できあがったので、ここまで調べた調査結果や、開発において気をつけることなど記録します。色々初めてだったので、困ることも多く、備忘を兼ね、誰かのお役に立てばと。

まずは、ワクワクする事例から。

VR開発のいろは

VR開発のガイドライン文化財の観光活用に向けたVR等の制作・運用ガイドライン(平成29年度版)|文化庁文化財部伝統文化課

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/vr_kankokatsuyo/pdf/r1402740_01.pdf

VR/MR 技術を用いた歴史観光のIT活用に関する研究|電気通信大学

https://core.ac.uk/download/pdf/147691343.pdf

開発にあたってよく考えないといけないこと

実際に開発してみてわかったことでいかが特に開発において、予算や難易度も含め検討が必要。

バイス

VRバイスタブレットスマートフォン、ブラウザなどどのような出力を前提にするかで開発方法や配置するモデルの数や、アニメーションの複雑さなど変わってくる。実際、もりもりの、モデル数などでやってみたところOculasでは起動せず、数を減らすなどしてやっとこさ起動した。
どのような複雑さの場合どのようなデバイスで耐えうるか事前にテストしたほうがよい。

モデリング

UnityやUnrealEngineまたは、3Dのマーケットプレイスで調達できれば非常に安く仕上がりますが、ない場合はモデルの作成が必要になります。Blenderを勉強してやってみるのもいいのですが、学習コストが大きいので外注したほうが手っ取り早いです。ただ、光や色のテイストの調整などモデラーによってど上手い下手があるようなので、モデリングをしてくれるパートナー選びは大事です。

アニメーション

アニメーションがないと、利用者にサプライズを提供できない感覚がありました。ただアニメーションを入れるとなると時間もかなり掛かるので、非常にプロジェクトとしての採用についてアニメーションを考えるのは難易度が高いと感じました。

開発PC

もちろんのことGPUを搭載したPCが良いと思いますが、GPUなしのPCで最初開発をスタートしてみたのですがビルドが長すぎて(丸一日とか)もうこりゃあかんというレベルでした。やるときはちゃんとしたパソコンでやりましょう。

と、よく考えれば当たり前だろということもやってみないとわからないもの。
若いうちは失敗しろとよくいうものですが、40歳になった私も負けじと失敗しつづけたいと心に誓った、VR開発案件でした。