"Diary" インターネットさんへの恩返し

いつもソースコードコピペばかりなので,みなさまへ少しばかりの恩返しを

とある地方選挙でWebマーケティング担当をやった話

今回友だちが選挙に立候補することになったので、多少Webに明るい自分がWeb関係を担当させていだだきました。

やったこと、やっておけばよかったこと、そして、地方選挙におけるWebってそもそも意味あんの?というポイントについて記す。大したことはしてませんがだれかのお役に立てればと。

ホームページ作成

選挙の4ヶ月前くらいにオープン。そして、投票月の月初にリニューアル。

ページ構成

構成はシングルページ系で、プロフィール、政策、SNSアカウントの紹介っていう感じで、よくある感じ。

プロフィール詳細は別ページで設け、子供の頃の写真を掲載したり、細かく説明し、有権者に親近感、生い立ち、政治家を目指すまでの経緯をわかりやすく説明することを狙いました。

後援会申し込みフォーム

後援会の申し込みページを用意。「後援会」というものを聞いたことあったけど、意味はそれまで知らなかったのですが、いわゆる支援者の顧客名簿のようなものです。

普通パンフレットに同封してるハガキで、受付ますが、配達料とか印刷代かかってくるので、webでも設けました。

実際は若い人中心に使ってもらいました。

最初のうちはGoogle formでやってたのですが、家族全員申し込むとき、一人ひとりの分を毎回申し込み第一画面から申し込むの面倒とのことで、結局フォームちゃんと作りました。

メールでお知らせが届くんだけど、htmlメールにして、候補者がメールの電話番号をクリックしたらすぐにお礼の電話できるようにした。

あと同時にDBにそのまま、名簿として保存されるので、モバイルで管理ページに行くと、名簿検索ができたり、google mapと連動させて住所などがわかるようにした。


ここのところ、salesforceを支援者DBにしてweb to lead でやればよかったとあとから後悔。

次回はそれでしたいかと。

リニューアル

狙いは、他の候補者が第一弾のこちらのホームページを見て自身のをそれぞれの制作しオープンしていく。

他の候補者が出揃った時点で、さらにそれらを超える要素を盛り込むことを狙った。

つまり第一弾は、餌巻き、アンカリングという感じ。

前提として他の候補氏が、リニューアル予算なんぞもってないはず想定。実際だれも追従してこず。


あと、googleは更新されるHPのほうが評価が高いということも考え方あえて、注目される選挙月にリューアルを実施。

ランクが下がるリスクもあったけど。

【参考にしたサイト】
一応見ておいたサイト

なんかワクワクしたサイト

読んだ本、テレビ

情報参謀 (講談社現代新書)

情報参謀 (講談社現代新書)

この本、面白すぎました。自民党に政権を取り戻させた、ネット戦略の立案背景、運用とか苦労話を含め記載あり。こんな仕事がしたいです。

あなたも今日から選挙の達人 ネット選挙対応マニュアル

あなたも今日から選挙の達人 ネット選挙対応マニュアル

ネット選挙の法律ができる前に、金沢市長選でtwitterを投票日にも投稿しまくって警察から再三注意を受けたが無視して投稿しまくって、そのまま当選した事例が書いてあった。そこだけ読んだ。

あまり参考にならず。

プロフェッショナル広報戦略

プロフェッショナル広報戦略

難しくて最後まで読めなかった。

  • クロ現

検証“ネット選挙” - NHK クローズアップ現代+
インターネット選挙関連の特集がいろいろ見れたので事例を調べた。東京プリンとか、三宅洋平とか。三宅洋平は一番今までうまくネットを活用した事例として挙がっていた。

インターネット選挙の注意

これに関しては、有権者も運営員もちゃんと知っておかないと、知らない間に選挙違反になって、候補者、家族、自分に被害が発生するかわからないので、知っておいたほうがいいこと。

  • 選挙活動期間
    • 個人名を明かさずに、そして連絡方法明記せずに、応援活動、アンチ活動をしてはいけない
    • 憶測系の内容の投稿はしない
    • 18才以下が使っているであろうSNSは使わない
  • 投票日
    • いいね、シェアはだめ
    • ブログ/HP更新もだめ

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjJ4O7hoarXAhUKObwKHcxBAFYQFgg5MAI&url=http%3A%2F%2Fwww.soumu.go.jp%2Fmain_content%2F000225177.pdf&usg=AOvVaw0rjsTMpHqwoSz2XsQXcM87

SNS活動

FacebookTwitterYouTube、Lineを使った。
それぞれの位置づけと狙い。

一番、地方選では効果があるのではないかと感じたSNS。特にinsightを使えば、ファンページの地位別ファン数とか見れるので非常によい。あと、うまいことエッジランクを上げていく行くように、タイミング、内容を最適化していけば、一番うまく使えるのではないかという感触があった。ただ広がりには限界があり、ライバル候補者とファンがバッティングすることも多数。Webでのアプローチ方法やメッセージ性や表現力でライバルとはっきりと差がつきやすい。

facebookTwitter連動をしてたのでおまけの位置付け。でも三宅洋平Twitterをメインでやっていたようなのでコアな支持者をつかむにはTwitterがいいんだろうなぁと。あと特に20代前半とか若い世代はFacebookよりTwitterという感じ。

あってもなくてもいい。動画の保管場所として使うレベル。

  • Line

Line@にするかグループにするかで最初悩みました。グループにすると参加者全員のアカウントが見えてしまうので、プライバシー的によろしくなく、とはいえline@は金がかかる。結局グループにしましたが、やはりやり取りが全部、グループ内のメンバーに見えてしまうので、あまりいい雰囲気にはならず、できるのことならline@のほうがいいでしょう。

ブログ作成&SEO対策

facebook連動で、facebookで投稿したらブログも1記事として自動投稿される形とした。

目的は完全にSEO対策で、とりあえず人を集めることに注力。内容は薄っぺらくてもいいから、ページ量、キーワードのバラばきに注力した。

facebookから連動されたあと、記事を検索対策を考慮して文書、タイトルなどを書き直し、最適化させた。

キーワードはGoogle sugestなどつかって一通りなめて、表示揺れなども想定しあえて誤字などもいれた。



結果役所のホームページが、1位で抜かせず結局2位に。

キーワードのバラまきはスパム扱いされるといろいろ書かれていたのでビビリながらやった。結果悪影響はでなかった。


投票日間近になると、まとめサイトや、掲示板サイトに追い抜かされた。あいつらつえー。

ただ、この施策でこっちの候補者の名前をしらずとも、選挙関連のキーワードでなんとかランディングさせることができて、一番今回のネット活用で成功した感があったのは、SNSでもなく、SEOだった。

その他

  • インターネットで嫌がらせをがいくつかあったが、基本ガン無視すること。地方選挙ネタなんぞ誰も見てない。
  • ライバル候補者の名前をサイト内に書く。ライバル候補者の名前で検索に引っかかるようにするため。
  • 動画は長いものはとらないこと(だれも長い動画なんぞ見ない)。せいぜい3分程度。
  • 動画はとり貯めしておくか、候補者のスケジュールを20分程度確保しておくこと。
  • 動画はなるべく字幕をつける。音無しで見る人がいるため。
  • facebookファンページのインサイト機能で、投票件をもつ人の数をウォッチすること
  • facebook投稿は時事ネタを、かならずいれて、気軽に「いいね」を押せるネタをだし、エッジランクを維持すること
  • facebook投稿は最初の4行ぐらいに、何に関する投稿か完結に書くこと。
  • ライバル候補者の投稿を、シェアすること。(シェアし返してくれない場合は、以降シェアしない)

地方選挙にインターネットは意味があるのか?

今回、うちの陣営を含め、インターネットで同じようなことをしている候補者は何人かいました。結果的に、みんな受かりました。

ただ、そこにWeb戦略的な優劣が多少あったかもしれませんが、どんぐりの背比べかと。


そして、それが票数の因果関係があるかというと、、、ないことはないけど、500票程度の上下する違いかと言い切れます。


現実はいわゆる「浮動票」である、後援会にも入ってない、ホームページを見たことない、握手はしたっていう人たちが、選挙の結果を決める重要なターゲットであることは、間違いないです。


実際若い人はインターネット、SNSをやってはいるもののの、アクティブユーザと言えるひとは感覚的に50%行かないとおもいます。



ネットで、「ネット選挙 効果」とかググってみても、因果関係を見いだせなかったという事例が多数でています。


インターネットを使った選挙活動が地方選挙ではまだまだ浸透していないなぁと、アクセス解析、ファン分析、競合サイト分析などして感じました。でも、すんごいおもしろかったのでまたWeb担当やりたいです。