【良本】未来のイノベータはどう育つのか?を読んだ
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2歳にになる娘がいるもので、スーパーイノベーターにさせたく読んでみた。合わせて「成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか
」も読みました。結論からすると「未来のイノベーターはどう育つのか」のほうがためになった。
未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの
- 作者: トニーワグナー,藤原朝子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2014/05/13
- メディア: 単行本
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まず、「未来のイノベーターはどう育つのか」ですが、世の中のスーパーイノベーターと言われている人達にヒアリング調査を行いどのような教育を親・教師・コミュニティから受けてきたかを調査し、それらを考察した本です。(著:トニー・ワグナー ハーバード大学 テクノロジー&起業センター 初代革新教育フェロー)
文系と理系という切口でそれぞれのイノベータのパターンが乗っているので、そういう意味でバランスはとれている。
いずれもタイプのイノベータには、共通点として、以下があると感じました。
- 現在の学校教育という詰め込み型の教育ではなく、プロジェクトベースの学習方式をとっている
- 社会ニーズがすでにあるようなプロジェクトでスタートしてるパターンも有るため、そのまま仕事で活かせやすい(社会で活かせる知識が身につきやすい)
- それにより、必要なときに必要な知識を取り入れ、逐次自分で考え、学びを深める事ができる
- 調査対象となったイノベーターの教育者はそのような環境を作るために最大限の努力をしている。しかし、学校側は数値による評価を気にするのでそんなことはどうでもいい
- 親の力量や、教師の力量に大きく左右され、子どもそれぞれに優れた特徴があるわけでもなさそう。(実際、子どもの力量もあるのかもしれないが)
現代のというか、自分が受けてきた教育も含め、もろ詰め込み型だったので、最近、資格の勉強は得意だが仕事で創造的な仕事をする際によくフリーズする自分にであう。
頭では、創造的な仕事をする際に、横の連携、調査力、組み合わせ力、などある程度のどのようなスキルが必要かはなんとなくわかるが、実際行動に移そうとすると、手段ばかりに目が止まり、なかなかより良いものを生み出す根本的な部分を身につけていないと痛感する。
なので本を読んでて途中から、今後の子どもたちが受けれる教育が、本にあるような教育となるならば、羨ましいぃぃぃ。。。と子どものことはそっちのけで自分が受けてきた教育を少し恨んでしまった。
この本では、イノベータの親はどのような教育を子どもにしてきたかが具体的な例も書いているので、実際取り入れれるてのも幾つかあったので、よろしければご参照ください。
- 作者: ポール・タフ,Paul Tough,高山真由美
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: ハードカバー
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その力を身に付けるには、失敗しても、嫌なことがあっても、プレッシャーが掛かっても、頭を切り替えて前向きに取り組むことができる子という特徴がある。
簡単に言えば、おもちゃ買って~!と泣きわめく子ども、違うことに集中しだすと、おもちゃのことを忘れてしまう。
そういう、頭の切替を自分でできるようになれば、困難にもめげずに前に進み成功する子になるという。
まぁわからんでもないですが、う”~ん。なんかしっくり来ない。ちょっと内容がわかりにくい点も多々ありやっぱり最初にあげた本のほうがよかった。