「クラウドからAIへ」を読んでまた人工知能をやってみたくなった
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ビッグデータやら、データサイエンティストやら数年前からそこら辺がHotなもんで、なんか実業務で使えないかなぁと最近勉強中。そんな中、これは面白かった。
クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)
- 作者: 小林雅一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/07/12
- メディア: 新書
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主に企業で採用されている、人工知能関連の歴史、現在の事例、今後、問題点について書いてある本。ページ数も少ないのでさらっと読めます。
面白いのが、googleは統計的アプローチで最適解を見つける方法を採用し、実用化レベルでニューラルネットワークより良い結果を出しているが、それは人工知能とは呼べない(人間の思考回路と違う)。
しかし、その統計的なアプローチだと発達に限界がある。その為、人間の思考回路に近いニューラルネットワークを使うことで、成長するITシステムを作るというふうに世の中が動いている。
ニューラルネットワーク採用の問題点として、ニューラルネットワークにより成長するITシステムを作ることは可能だが、しかし人間の脳を模範しているため、その中でどんなことが起こり、どんな結果になったかを人間の脳と同様にトレースすることはできない。(どんなに丁寧に育てても、非行に走る子がいるように)
いやぁこういう、なんか未知との挑戦的なところ面白いですねぇ。
昔、大学の研究テーマがニューラルネットワークの自己組織化関係だったので、なんか親近感も湧きつつ、当時自分も学部生だったのでレベルも超低かったのをこの本を見て、特に感じます。
当時は基礎研究っていう感じで、こんなものどうやって活かすの?ということに疑問を持ちながらやってたので、早く会社に入って、とりあえず仕事したほうが面白そうっと考えていましたが、なんか追いぬかれた感でいっぱいです。(あの時、大学院とか行ってちゃんと研究していれば今頃、、、とどうでもいい妄想をしつつ)