Raspberry piと水分センサーを使った,リアルタイム水分量測定システムづくり中。
その概要を記す。
本当は,ArduinoでXbeeつけてセンサー情報をサーバに飛ばすシステムを作りたかったが,なんともXBeeが言うこと聞かないので,ちょっとハードルを下げ,Raspberry piでやることにした。
目次
必要な道具
- Raspberry Pi Type B 512MB
- MCP3002
- 無線LAN USBアダプタ GW-USNano2
- GROVE - 水分センサ
- Raspberry Pi Type B ケース (Clear 透明) •••• お好みで
もちろんほかにブレッドボードや配線,SDカード(linuxインストール用)がありますが割愛します。
作り方
1. Raspberry pi セットアップ
どこにでも書いてある内容なので,詳しくは書きません。インストールイメージをここの「Raspbian “wheezy”」をダウンロード。
SDカード(8GBを使用)にWin32DiskImagerで書き込み。
そして,SDカードをRaspberry pi に差し込み電源を入れる。勝手にOSがあがってくるので,ssh(ssh pi@
以下のコマンドで設定ユーティリティを起動し,時刻や言語等を設定。
sudo raspi-config
2.wifiモジュールのセットアップ
有線LANの口がRaspberry pi Type Bにはありますが,Wifi USBアダプターを使用して無線アクセスします。設定自体は,有線LANでsshでログインして設定します。
ワタシの場合は「Rapberry Piで遊ぼう」に記載があった方法でWifi USBアダプター設定しました。
後でググったらいろいろやり方あるみたいですね。コチラも参考までに。
4.pythonインストール
Analog Inputs for Raspberry Pi Using the MCP3008このページに記載がある方法でそのまま実行。
pythonのインストール
sudo apt-get install python-dev
RPi.GPIO moduleのインスト−ル。
sudo apt-get install python-setuptools sudo easy_install rpi.gpio
pdfでは「ALSA sound utilities」も入れるとありますが,サウンド関係の処理は実施しないのでインストールしません。
5.読み取りプログラムの作成
Analog Inputs for Raspberry Pi Using the MCP3008このページに記載がある方法でそのまま実行。
ポイント
Raspberrypiはデジタル入力しかできないので,それに気づくまでに時間がかかりました。そのためAD変換するためにMCP3002を購入しました。
配線や読み込みようのプログラミングはAnalog Inputs for Raspberry Pi Using the MCP3008のサンプルそのままで動きます。
最終的には,数秒毎にセンサーで読み取った情報をRaspberry Piに node.jsで,BaaSのデータストアサービスを使ってデータを格納,Webで閲覧,センサー値によってメールアラートといった,フィジカル×Webなアプリが作れればと。