【AWS】「EC2 Command Line Interface Tools」を試してみる。(1)
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AWSの各サービス用にコミュニティからツールがいくつかリリースされている。ここではクライアントPCなどのコマンドラインからEC2を操作する「Setting Up the Amazon EC2 Command Line Interface Tools」を試してみたのでその記録です。
このツールはAWSの人が提供しているツールのようですね。以下の注意書きがありましたので自己責任ということでしょうか。
Amazon Web Services provides links to these packages as a convenience for our customers, but software not authored by an "@AWS" account has not been reviewed or screened by AWS.
テスト環境はmacです。
マニュアルに書いてある通り,一通りセットアップします。
1.媒体のダウンロード
ここからダウンロードします。
ダウンロードファイル(zip)を解凍し,任意のディレクトリに格納します。そこがこのツールのバイナリ格納場所となります。
2.続いてマニュアルにある通り,各コマンドをterminalから実行します。
$ which java /usr/bin/java
$ export JAVA_HOME=/usr
$ $JAVA_HOME/bin/java -version Unable to find a $JAVA_HOME at "/usr", continuing with system-provided Java... java version "1.6.0_43" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_43-b01-447-10M4203) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.14-b01-447, mixed mode)
export EC2_HOME=/Users/azuma/ec2-api-tools-167_3 export PATH=$PATH:$EC2_HOME/bin
3.アクセスキー関連の設定
マニュアルでは,接続するAWSアカウントのアクセスキー情報も環境変数に追加する方法が書いてありましたが,ここではコマンドに直接キーを各パターンでやりました。
キーの確認方法はコチラ(アクセスキー IDとシークレットアクセスキーが必要)
以下のコマンドを実行して以下のように帰ってくばOK。
$ ec2-describe-regions -O <アクセスID> -W <シークレットアクセスキー> Unable to find a $JAVA_HOME at "/usr", continuing with system-provided Java... REGION eu-west-1 ec2.eu-west-1.amazonaws.com REGION sa-east-1 ec2.sa-east-1.amazonaws.com REGION us-east-1 ec2.us-east-1.amazonaws.com REGION ap-northeast-1 ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com REGION us-west-2 ec2.us-west-2.amazonaws.com REGION us-west-1 ec2.us-west-1.amazonaws.com REGION ap-southeast-1 ec2.ap-southeast-1.amazonaws.com REGION ap-southeast-2 ec2.ap-southeast-2.amazonaws.com
アクセスIDとシークレットアクセスキーを環境変数に指定しおけば-O,-Wのオプションは不要になる。
export AWS_ACCESS_KEY=<アクセスID> export AWS_SECRET_KEY=<シークレットアクセスキー>
4.コマンドラインツールの接続先リージョンとエンドポイントの設定
ここにエンドポイントやリージョンの説明がありますが自分は東京を使っているのでec2.ap-northeast-1.amazonaws.comをしています。コマンドラインツールのデフォルトはUSになっているとのこと。
$ export EC2_URL=https://ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com
これで接続はできているので,あとはコマンドをイロイロ試してみる。
コマンド一覧はこちら。